2011年3月31日木曜日

近視矯正の顛末その2

そして、梅田にある品●近視クリニックのBF1へ行ってきました。

待合室は整形クリニックのような感じで、受付カウンターと待合椅子、貴重品ロッカーと説明ビデオがあって、そこからは検査室の一部が見えます。

簡単な問診票を記入して、確認作業が終わったらすぐに検査が始まりました。


平日のお昼に行ったのですが、10~20人くらいの人が入れ替わり立ち代わりで、次々と検査室へ流れていく繁盛ぶりでした。

私も予約の時間より、早めについてしまったのですが、そんなことは問題にならないくらい次から次へと人が来る感じです。


検査内容は眼圧や視力、眼球の形状など。。

一つの測定に1~2人の検査員がいて、私が次々に椅子を移動していくというベルトコンベアー方式で、途中に何度か麻酔や瞳孔を開く目薬をさされます。


(そのせいで、帰るときは太陽がまぶしく、目もよく動かないので、電車に揺られて家に帰るまでは吐きそうで辛かったです。)

さて、クリニック側の目のデータを一通り集める作業が終わると、「検査技師?」という人に説明を受けることができ、ここで質問をすることもできます。

クリニック側の人と話ができるのはこのタイミングと医師の診察のタイミングと2回あります。
ここで検査技師の人に質問したのは、


・レーシックって何?
・レーシックとラゼックの違いって何?


の概要の確認と、
実際の術式について、角膜を断面で図式した場合の
「どこがどうなってどうなる?」
ということを説明してほしいということでした。


それによると、
角膜は5層構造になっており、
人にもよるが、全体で約500μmの厚みがあり、
その内訳は

・1層目  約50μm
・2層目  約14μm
・3層目  約400μm
・4/5層目 約30μm

ということだそうです。

幸い私は塗料やコーティングをやっていたため、この「μm:マイクロメートル(ミクロン)」という単位にはなじみがありました。


ちなみに精製漆を刷毛で10回くらい塗れば、約500~600μm(勿論、作業者の癖にもよる)

しかし、この検査技師の人との会話の中でたびたびその「厚さ」についての擦れ違いが起きました。

ラゼックを施工した場合、この第2層の14μmはなくなってしまうのですが、

これに対して私が
「えっ、14μmもの厚みがなくなって大丈夫なんですか?光学特性に影響はないんですか?」
と尋ねると、
「いやっ、14μmってめっちゃ薄いですよ、1,000分の14ミリですよ」
というような感じでした。


私にとって14μmは厚い。
今はメガネをかけているが、その表面は紫色に反射するコーティングがかけられている。
その皮膜はせいぜい14μmの100分の1以下である。


たったそれだけの厚みで、メガネに光が移りこんで、見えにくくなるのをふせぐ、反射防止の役割を果たしている。


私にはこの第2層目の14μmがどんな光学特性を持っていて、そのほかの4層とどのような差異があるのかはわからないが、「めっちゃ薄いから無視していい」というのはあんまりだ。


また、
・そもそもその2層目って、何の役割を果たしてるの?
と、聞いてみると

「医学的にはその膜が何の役割を果たしているのかはよくわからないが、胎児のときに目を保護していたものではないかと言われている。」ということでした。


「よくわからない」ってなんだ・・・。


一方で、実際にラゼックで2層目がなくなっても、そもそもなくなることが前提の術式であるから、見え方の差異についてはそれほど大きな問題ではないのかもしれないですし、現に多くの施術者がその後問題ない状態であることも事実。


それよりも問題なのは、この検査技師に「μmという、一般の人がなじみのない単位で、相手が具体的なイメージをしにくい状態のまま流れ作業で説明を進めているような疑惑」を感じてしまったことである。


そんなやりとりと進めていけば、徐々に「聞き出せる情報をこちらも絞っておかねば」と、身構える。
最後に確認したのは、

・角膜(3層目)をどの程度削るのか?

である。


それに対しては、
「どれくらい削るのかは近視の状態によるから人によって違う」
と言って、答えていただけなかったので、聞き方を変えてみた。


・角膜(3層目)はどこまで削っても大丈夫なのか?

クリニックによっても基準は異なるが、と前置きされたうえで、
施術後の3~5層が300μmを下回らないように施術するということだった。

ざっくり100μmほど削るということだろうか?

確かに、近視の進み具合によって、値は変わってくるのだろうけど・・・。

とにかく、安心感を与えようという態度が、不信感をもたらす・・。
そんな感じだった。


【次回へ続く】