2012年12月12日水曜日

カエデ深皿(桐油)廃盤のお知らせ

今年は・・・、というか常になのですが、
「何をどう作るか?」
というのを日々ぐるぐると考え迷いながら、ぽちぽちと進んでおります。

「漆器」というのは、
基本的に「漆」という素材と「木」という2つの素材からなるものです。

だから、作り手は「漆」と「木」の良さを出したいと思いますが、
「漆」を立てると「木の杢理」が損なわれ、
「杢理」を活かすと「漆のよさ」もかなりオミットされてしまいます。

木工作家や、漆の方でも「木地師」の仕事がベースにある方は、
「杢理」に注力し、
漆器職人の仕事がベースにある方は、
「漆膜」の表情を大切にします。


さて、
私もこの「漆」と「木」の二つをそれぞれ活かしたいと考えて・・、
「漆」重視の「漆の器」と、
「杢理」重視の「木の器」の
2種類を同時に作って、役割分担しよう!
という方向でこの悩ましい綱引きに区切りをつけました。

・・・なのですが、
私自身は木工塗装の経験もあったので、
「杢理を活かす一番の塗料はオイルフィニッシュだ」
という木工屋さんのマターも知っていました。

そう、「漆」を塗っちゃった時点で「木の良さ」にある種のバイアスが掛かっていることも引っかかっていたんです。

なので、「いっそのこと。」で、漆ではなくオイルフィニッシュの器も作ってみました。

それが、このコです☆

KD-30 カエデ深皿(桐油)
材質 イタヤカエデ (板屋楓)
サイズ φ18×3.3(h)cm
オイルフィニッシュ(桐油)塗装


と、まぁ、そんないきさつで登場したこの商品ですが・・・。
このたび生産を終了することにしました。

理由は、この一年で日々ぐるぐると考え迷った結果、
「漆」という素材により注力してゆこう(o^∇^o)ノ
と、思ったからなのです。


ってなわけで、
「ほとんど木地代☆在庫一掃セール」を開催します♪

手作市場にアップしてみました☆
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